このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
トップ  >  トイカメラの使い方  >  SMENA 8M  >  SMENA 8M : 紹介

SMENA8M

LOMO SMENA (CMEHA/スメナ) 8M - 通称 【すめはち】 (ロシア製)

LOMOというと、LC-Aを想像しますが、LOMOという名称はレニングラード光学機器公社 (Leningradskoje Optiko Mechanitscheskoje Objedinenie)という会社の略称。そのLOMOが製造しているLC-Aのほかにも、スメナというシリーズの中で、特に人気と定評のあるカメラがこれです。

その人気の理由は、見た目やつくりのチープさとは裏腹な「T-43」と表記された40mm・F4のレンズ。トイカメラとは思えない写りの良いレンズで、このカメラの実売価格6000円程度のうち、5000円程度がこのレンズの価格では?といわれるほど。その代わり、普通にフィルムを入れて普通に撮ればごく普通のコンパクトカメラで撮影したような写真が撮れてしまいます。

また、カメラで撮る楽しみを存分に味わえる、フルマニュアルという点も魅力のひとつ。
露出、シャッタースピードの設定はもちろん、フィルムの巻き上げ、シャッターチャージも自分で都度行う必要がありますが、これらは同期していないので結構面倒です。ただその反面、シャッターチャージだけを行えるということは、多重露光写真が簡単に撮れるということで、そういった表現を多用したい人には実に便利で面白いカメラということになります。

露出・ピント(被写体までの距離計測)はもちろんすべて目測で。単体の露出計を使用するのももちろんいいですが、トイカメラの面白さを味わうには、距離や光の感覚を常に気にしながら写真を撮る・・というのも趣があって良いですよね。
絞りはフィルム感度を設定すれば自動的?に設定されるのでOK、シャッタースピードも分かりにくければお天気マーク(晴れ・曇りなど)をそのときの状況に合わせて設定すればいいという親切(大雑把?)設計ですので、難しく考えなくても大丈夫です。

同じLOMO製でも、撮りたいときに最小限の事前設定で気軽にパシャパシャスナップが撮れるLC-Aとは違い、スメナはじっくり被写体と向き合って、時間をかけて1枚1枚撮る、というスローテンポなカメラだと思います。

このスメハチを使用する上で、撮り終わったあとの「フィルムの巻き戻し方が分からない」という質問が最も多いようですが、答えは「シャッターボタンを押しながら巻き上げる」ということ。ロシア(ソビエト)製カメラの多くがこのシャッターボタン&巻き上げレバーという組み合わせなんですね。

現在は製造終了していますので、手に入るのは、中古品かデッドストック(新品)のみとなります。特に80年代前半頃に製造されていたベークライト素材のスメハチは希少価値が出てきています。実売価格6000円程度。

その他のスペック
使用するフィルム: 35mm(135)フィルム
フィルム感度: ISO 16 32 65 130 250
シャッタースピード: B(バルブ)・1/15・1/30・1/60・1/125・1/250
絞り設定: F4 F5.6 F8 F11 F16
フォーカス設定: 1m〜無限遠
サイズ: 116x78x60mm
重量: 259g
電池: 不要

カテゴリートップ
SMENA 8M
次
SMENA 8M : フィルムの入れ方

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック