このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
トップ  >  トイカメラの遊び方  >  トンネルエフェクト (ビネット効果)
トンネルエフェクト きれいに出たらたまらなく嬉しいもの。

トイカメラで撮った写真で、もっとも特徴的なのが トンネルエフェクト もしくは ビネット(VIGNETTE)効果 と呼ばれる現象。こんな写真を撮りたくてトイカメラに魅せられる人も多いと思います。

トンネルエフェクトとは、写真の四隅が暗くなった写真、周辺の光量が極端に落ちてまるでトンネルの中から覗いているような写真のように見える効果のこと。 レトロ写真に見かけるような、とてもノスタルジーな雰囲気を演出してくれるものです。 トイカメラで撮った写真で、このトンネルがきれいに出ているとなんだかちょっと嬉しくなったりする人は多いはずです。



最近では、トイデジ/デジタルカメラや、スマートフォンの写真アプリなどの「トイカメラ風」というモードでは、画像処理で擬似的にこのトンネルエフェクトを創りだすものが多くあります。それらを使えば誰でも確実に創りだすことができるのですが、本当のトンネルエフェクトは光学的なエラーが創りだす幻想的な影。 出そうでうまく出ない、きれいに出た時の陰影は、決して擬似的に作ったものとは違う、影のオーロラのようなものです。

とはいっても実はこのトンネルエフェクト、一般的に写真の世界では 「ケラレ」 と呼ばれる現象のひとつで、カメラやレンズの欠陥とされています。 このケラレが起こる大きな原因は、フィルムの撮影面の大きさよりもレンズを通してカメラ内部に届く映像の大きさの方が小さくなってしまっているためで、(通常、カメラはフィルム撮影面積よりもレンズから投影される映像の面積のほうが大きくなっている)レンズと撮影面までの距離が十分に計算されていないカメラとレンズの組み合わせでこういう現象が起こります。

つまりトイカメラで美しさを競うほどのトンネルエフェクトは実はカメラとしては欠陥とも言えるのですが、それを逆に魅力的に捉えて「トンネルエフェクト」というポジティブな画像効果と考えるところにトイカメラの楽しみ方があります。

トンネルエフェクトを創りだすには、まず出やすいカメラを選択すること。HOLGA120、Vivitar Ultra Wide&Slim、プラモデルカメラ、SMENAシリーズなどの、プラスチック製カメラなどが良いようです。LOMO LC-Aなどももちろん有効です。
フィルムは出来れば感度の低いものを。ISO100などの低感度のフィルムが良いでしょう。また、絞りが設定できるカメラであれば、絞りを開放にすることでトンネルが出現しやすくなります。

トイカメラの醍醐味でもあるトンネルエフェクト。きれいなトンネルを作り出せるように是非存分に楽しんでみてください。



前
多重露光 1枚の写真に重ね撮り
カテゴリートップ
トイカメラの遊び方
次
フィルムとデジタル どちらがいい?

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック